ウクライナ戦争がすぐに終結しないことは既にはっきりしている。ロシア政府が期待し、ウクライナ政府が恐れているのは、ロシアが決定的な敗北を喫する前に西側がスタミナ切れになることだ。  ロシアはウクライナ支持派の仲間割れを期待しているが、これまでのところ意見の対立は見られない。欧州はロシア産エネルギーへの依存を断ち切ったが、影響は限定的で、政治的な大変動も起きていない。エネルギーを巡って混乱があったにもかかわらず、2022年には西側の主要国全てが経済成長を果たし、ウクライナへの兵器供給を支持するコンセンサスは強まる一方だ。