米司法省は、ジョー・バイデン米大統領の弁護士らが同氏宅などで機密文書を探す際、連邦捜査局(FBI)捜査官にこれを監視させることを検討していた。事情に詳しい関係者らが明らかにした。だが捜査のその後の段階で事態が複雑化することを避けるため、また、バイデン氏の弁護士らが協力的姿勢を示し最初の機密文書を速やかに提出したことでこれを見送ったという。バイデン氏の弁護士らは11月2日、同氏が使用していたワシントンに拠点を置くシンクタンクのオフィス内で機密文書を発見。文書はバイデン氏が副大統領を務めていた際のものだった。司法省は発見を受け、資料がどのような経緯や理由で持ち出されたかを調べ始めたという。
米司法省、バイデン氏の機密文書捜索での立ち合い見送り
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