米連邦準備制度理事会(FRB)は、金融大手ゴールドマン・サックス・グループの消費者事業「マーカス」の管理体制を調査している。マーカスが融資を急拡大する中で、適切な対策を講じていたかどうかが焦点になっているようだ。複数の関係者が明らかにした。  FRBは成長を遂げるマーカスに、ゴールドマンが適切な監督・管理体制を設けていない可能性があると懸念。経営・統治上の問題の有無を調べている。ゴールドマンの法令順守や監査・法務も調査対象だという。  ブルームバーグ・ニュースはこれまで、マーカスがFRBの調査対象になっていると報じていた。 。