米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)と韓国の電気自動車(EV)用バッテリー大手LGエナジーソリューションは、米国で電池工場を追加で建設する計画を無期限で棚上げした。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。GMとLGエナジーが折半出資する合弁会社アルティウム・セルズは、米国で4番目となる電池工場を建設する計画だった。関係者によると、計画を進めるために両社の幹部がここ数カ月続けてきた交渉は合意がないまま終了した。GM幹部らはこの1年、米国で第4電池工場を建設する計画の詳細を詰めているとの発言を折に触れ行ってきた。アルティウムはオハイオ州で新工場を運営しているほか、テネシー州とミシガン州の2カ所で稼働に向けた作業を続けている。投資額は総額で65億ドル(約8400億円)を超える。
GMと韓国LG、米の第4電池工場建設を撤回
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