ウクライナで汚職疑惑を受けた政府高官の解任が相次いでいる。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアとの戦争における重大局面で西側諸国の信頼を揺るがしかねないとして、汚職一掃に努めている。汚職疑惑が浮上する中、ウクライナ政府が高官を速やかに解任したことは、苦難に耐える国民と巨額の支援金を拠出する西側諸国に対し、同国がクリーンなイメージを保つことの重要性を浮き彫りにしている。解任は一連の汚職疑惑を受けたものだが、多くは理由を公表していない。ウクライナ議会のタラス・メルニチュク政府代表は24日、前線地域であるドニプロペトロウシク、キーウ、スムイ、ヘルソン、ザポロジエ各地域の知事を解任したと発表した。
ウクライナ、政府高官を相次ぎ解任 汚職疑惑で
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