米宇宙開発ベンチャー、スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)のグウィン・ショットウェル社長は今週、米航空宇宙局(NASA)が頼りにしている同社の主要ロケット打ち上げサービスの一つが同社のドル箱になっていると述べた。また、人工衛星を用いて高速ブロードバンドを提供する部門「スターリンク」も、今年から利益が上がり始める見込みだとした。2022年には、「スターリンク」は打ち上げ関連費用を除けば四半期のキャッシュフローがプラスだったという。イーロン・マスク氏と共に何年も社長としてスペースXを率いてきたショットウェル氏のこれらの事業についての発言からは、同社の財務状況についてある程度の情報が得られる。スペースXは株式を公開していないため、上場会社のように財務諸表や事業の詳細は公表していない。
スペースX社長、衛星ネット事業は今年黒字化と表明
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