【『世界一受けたい授業』で話題】
内臓脂肪でお腹がポッコリ…無理せず太らずスイーツとお酒を愉しむ方法

中野ジェームズ修一　フィジカルトレーナー

2023.3.11 3:36

中野ジェームズ修一　フィジカルトレーナー

10年後、後悔しない体のつくり方

「以前より疲れやすくなった」
「15分以上はつらくて歩けない」
「信号が変わりそうになって走るとすぐに息が上がる」
「息が一度上がるとなかなか回復しない」
「長い階段は休み休みでないと上がれない」

そんな体力の衰えを感じるようになった人に向けて、
新刊『10年後、後悔しない体のつくり方』で
何歳からでも体が若返る秘訣を指南した中野ジェームズ修一氏。

卓球の福原愛選手やバドミントンのフジカキペアなど
多くのアスリートに絶大な支持を得て、
青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化を指導し、
箱根駅伝4連覇に導いた運動指導のトッププロが、
理論的かつ結果を出す体のつくり方を伝授します。

「運動すればいいのは、もちろんわかってる」
「でも、それができない、続かないんです……」

わかってます、わかってますとも！

運動が苦手だったり、運動が嫌いだったりする人、
中高年はもちろん高齢者でも、
「これならできそう」「続けられそう」と思えて、
なおかつ、きちんと効果があり、何歳からでもカラダが若返る秘訣を教えます！

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「近ごろ体を動かす機会がメッキリ減ってしまった」なんて人は多いはず。日ごろの活動量は減ったのに、なぜか食欲は減らない。飲食での摂取カロリーは多いのに、体を動かす消費カロリーが減ってしまったら、太ってしまうのは当たり前。内臓脂肪が蓄えられて、お腹はポッコリ。すんなり入っていたズボンがパツンパツンなんてことにも……。そこで参考にしたいのが、『世界一受けたい授業』（日本テレビ系）、『金スマ』（TBS系）、『体が硬い人のための柔軟講座』（NHK）などで話題のフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一氏の著書『10年後、後悔しない体のつくり方』（ダイヤモンド社）だ。本書は、中高年はもちろん高齢者でも、「これならできそう」「続けられそう」と思えて、何歳からでも体も脳も若返る秘訣を明かした1冊。本稿では、本書より一部を抜粋・編集し、内臓脂肪をストンと落とし、胃腸から若返る「食トレ」の手法を紹介する。
（監修：田畑クリニック院長田畑尚吾医師）

【『世界一受けたい授業』で話題】内臓脂肪でお腹がポッコリ…無理せず太らずスイーツとお酒を愉しむ方法

Photo: Adobe Stock

中野ジェームズ修一
「理論的かつ結果を出すトレーナー」として数多くのトップアスリートやチームのトレーナーを歴任。卓球の福原愛選手やバドミントンのフジカキペア（藤井瑞希選手・垣岩令佳選手）、マラソンの神野大地選手の個人トレーナーほか、数々のオリンピック出場者を指導する。2014年からは青山学院大学駅伝
チームのフィジカル強化も担当。自身が技術責任者を務める東京都・神楽坂の会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB 100」は、無理なく楽しく運動を続けられる施設として、幅広い層から支持を集め活況を呈している。著書は『10年後、後悔しない体のつくり方』『いつでも、どこでも、1回20秒で硬い体が超ラクになる! スキマ★ストレッチ』（ともにダイヤモンド社）など。

スイーツとお酒は
どれくらい楽しめばいい？

【前回】からの続き　お菓子は、1日150～200kcalを目安にしてください。板チョコレート1／3枚、ショートケーキ1／3個、クッキー3枚、豆大福1／2個、カステラ1切れ、ポテトチップス1／4袋、せんべい2枚などが目安です。

お酒は、飲める人（お酒を飲んでも赤くならず、気持ち悪くもならない）なら、ビール500ml 1缶、日本酒1合、ワイン小さめのグラス2杯、焼酎（25度）小さめのコップ1杯のいずれかが目安です。毎日飲むと肝臓などに負担がかかりますから、最低でも週3回はお酒を飲まない休肝日を設けましょう。

スイーツとお酒を楽しむ
たった1つコツ

嗜好品を食べたり飲んだりするときの秘訣は、なるべく高価（高級）なものを大事に味わうことです。多少値の張るものを買うと、人の心理として少量でも大事に味わいながら食べたり飲んだりするようになるからです。

念のためにいっておくと、嗜好品はお菓子とアルコール飲料、どちらか1日1回です。両方とも1日で摂っていいわけではありません。夜、お酒を1杯楽しみたいと思ったら、日中のお菓子は控えるようにしましょう。

飲み物もお菓子と
同じ扱いになるケース

コーヒーや紅茶、緑茶といった飲み物も嗜好品に分類されますが、砂糖やミルクを加えないブラックコーヒーやストレートの紅茶、緑茶は量や回数に制限なく飲んでもOKです。これらの飲料はカロリーがほぼゼロだからです。もちろん水は何杯飲んでもOKです。

コーヒーや紅茶に砂糖やミルクを大量に入れると、お菓子と同じ扱いになります。1日1回までにしましょう。カフェチェーンのドリンクには、ホイップクリームなどをふんだんに使ったデザートのような飲み物もあります。それはお菓子と同じ扱いとして、1日1回までにしてください。【次回に続く】

※本稿は、『10年後、後悔しない体のつくり方』より一部を抜粋・編集したものです。本書には、体が若返るメソッドがたくさん掲載されています。

10年後、後悔しない体のつくり方

中野ジェームズ修一著

＜内容紹介＞

◎運動指導のトッププロが教える! 10年後、後悔しない体のつくり方【脳も筋肉も若返る! 知識ゼロからの「カラダの強化書」】「老後資金に夫婦で2000万円が必要」とする金融庁の試算が騒ぎとなりました。つい数年前までは「老後」といわれ、隠居するような年齢に達しても、これからは元気に働き続けることが求められてきているのかもしれません。そのためには、何といっても「体づくり」が欠かせません。そして体づくりには、やっぱり「運動」が欠かせないのです。