国内で外国メーカーを追い抜いた中国の電気自動車(EV)メーカーが外国に飛び出している。中国EVメーカーはウォーレン・バフェット氏が支援する比亜迪(BYD)を筆頭に、この2年の間に少なくとも16カ国で10種を超える自社ブランドのモデルを発売した。市場には北欧や西欧の経済大国も含まれている。昨年、バッテリーEVの販売台数がテスラに次いで世界2位だったBYDは自社の車を輸出するため少なくとも2隻の自動車運搬船を発注。今年はオーストラリア、ニュージーランド、英国、ベルギーでさらに多くのモデルを展開する予定だ。外国の一部の販売代理店や買い手は中国車の魅力として、価格設定や革新的な機能、納車の早さを挙げている。
中国EVが輸出攻勢 納車の早さも売り
国内で外国メーカーを抜き、欧州やオーストラリアの買い手に照準
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