カラフルなブロック玩具を手掛けるデンマークのレゴが着せ替え人形「バービー」の米マテルをかわして玩具の世界最大手に立ってから10年足らずだが、その売上高は今やマテルのほぼ2倍に達し、ボードゲーム「モノポリー」のメーカーの米同業ハズブロも引き離している。  レゴが7日発表した2022年12月期決算は、売上高が前年比17%増の646億クローネ(約1兆2600億円)。純利益は4%増の138億クローネだった。  レゴのニールス・クリスチャンセン最高経営責任者(CEO)は、ここ数年で新店舗・商品、電子商取引、顧客に働きかけるデジタル事業に投資してきたことが寄与したと語った。