体脂肪を効率よく減らしてくれる働きがあるとして注目されているL-カルニチン。生後1年未満のラム肉は、このL-カルニチンが豊富に含まれ、しかもアミノ酸バランスも優れています。
生後1年未満の羊の肉を「ラム」、生後1年以上経った羊の肉を「マトン」と呼びます。羊肉というと独特の臭みを苦手とする人もいますが、実はこの臭み、羊が牧草を食べ始めると生じるもの。羊肉が苦手な方やあまり食べたことが無いという方は、ぜひラム料理から挑戦してみてください。
ちなみに、ラムの中でも母乳を飲む生後3~4週間までのいわゆる「乳のみ仔羊」の肉は「アニョー・ド・レ」や「ミルクラム」と呼び、優しい香りと、柔らかくジューシーな食感の肉として知られています。
ラムは柔らかくジューシーな上に栄養バランスが良く、ミディアムレアで食べれるとあって、栄養素も壊さずに摂取できる優れもののお肉。ぜひ、ご家庭でも活用していただきたい食材です。低カロリーなだけでなく、身体を温めてくれる効能もありますので、花冷えするこの季節には特におススメです。
本日紹介する「ラムグリルのワンディッシュランチ」では、カフェ風にすべての料理を一つのお皿に並べました。自宅で過ごす休みの日の食事も、ちょっとした盛り付けの工夫で、お洒落なカフェ風に楽しむことができます。
日本の家庭料理ではあまり馴染みの無いラム肉ですが、フライパンでグリルにするだけで、手軽で美味しいメインディッシュになります。お客様を招いてのパーティーメニューにも活用できますので、ぜひご家庭で高級レストランの味に挑戦してみてください。