「どんな人でも運がよくなれる」、それが風水の持つ力です。
そういうと、まるで魔法のようだと思われるかもしれませんが、風水とは、自分の力で運気を引き寄せるための法則を解き明かした学問であり、その法則をしっかりと守れば、どんな人にも自分の思い描く幸せが訪れるものです。
この連載では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?

【家庭運】がほしい人のインテリア風水<br /><br />Photo: Adobe Stock

家庭運がほしい人は
「座る」環境に気を配って

家庭運アップのいちばんのポイントは、座る環境を整えること。とりわけ、家族が集まるリビングや食事をするダイニングの座る環境に気を配りましょう。

ダイニングというと、面積の大きいテーブルに目がいきがちですが、運への影響度で言えば、むしろ椅子のほうが大切。テーブルと椅子、どちらにも十分にお金をかけられるならそれでいいのですが、そうでない場合は椅子に重点を置きましょう。家庭運は、椅子にお金をかけることから始まります。必ず実際に座ってみて、座り心地がよく、2時間座っていても疲れないものを選ぶようにしてください。

リビングでは、家族全員が心地よく座れる場所をつくりましょう。家族が全員集まると、誰かひとりは座る場所がなく、直に床に座るしかない、というご家庭も多いのですが、これは絶対にNG。ソファが小さい場合は1人用のソファを買い足す、フロアクッションを置くなどして、全員が座れるようにしましょう。また、いちばん座り心地のいい席、もしくはテレビがよく見えるなどメインになる席は、その家の主人(=経済的な柱となる人)の優先席。主人がいないときは子どもに座らせてもかまいませんが、家にいるときは必ず譲るようにしてください。

また、家庭運を上げたい人は、リビングに家族写真を飾るのも効果的。そのときは、独身時代に一緒に撮った写真、結婚してすぐの写真、子どもが生まれて家族で撮った写真……というように、年代別に並べて飾るのがおすすめです。なお、その場合、祖父母や親戚と撮った写真は、家族写真とは分けて、別の場所に飾るようにしましょう。

リビングは大人のスペース

小さい子どもがいると、リビングはどうしても子ども中心になりがち。子ども用のジャングルジムやおもちゃの電車セットをリビングに置きっ放しにしている人も多いですが、これはNG。リビングは、あくまでも家の主人がくつろぐためのスペースです。リビングを「子どものためのスペース」にすると、家の大黒柱としての負担が子どもにかかり、結果として子どもの運を下げることになります。遊び場として使うのは問題ありませんが、遊び終わったらその都度片付けるようにしましょう。

本原稿は、李家幽竹著『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』からの抜粋です。この本では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?(次回へ続く)

【家庭運】がほしい人のインテリア風水<br /><br />

李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
韓国・李朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水とは、環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行っている。女性らしい独自のセンスで展開する風水論は幅広い層に支持されている。現在、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。風水を仕事にする人材を育成するため、「一般社団法人 李家幽竹空間風水学会」を設立し、理事長をつとめる。
主な著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』(以上、ダイヤモンド社)、『おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の開運風水』『九星別365日の幸せ風水』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。
オフィシャルウェブサイトでは会員限定の風水コンテンツを配信中。

李家幽竹公式サイトhttps://yuchiku.com/
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