アクセンチュア、野村総研とも
トップ3は同じ、4位以下に変化

 22年ランキングは、アクセンチュアの1位~3位は21年と同じ。野村総研は早稲田大学が1位に浮上し、2位慶應義塾大学、3位東京大学で、両社ともトップ3は21年と同じ顔触れだった。

 だが4位以下を見ると、顔触れに変化が見える。

 アクセンチュアは、21年のランキングでは、4位京都大学、5位大阪大学だったが、新たに東京理科大学が5位にランクインした。東京理科大学からの採用人数は27人と多い。

 20年、同社日本法人の組織体制が大きく変わり、AI戦略を成長の柱に据えた。日本有数の規模のデータサイエンティストを抱えており、デジタル人材を積極的に採用している様子がうかがえる。

 *この記事は、株式会社大学通信の提供データを基に作成しています。
 
【ランキング表の見方】
医科・歯科の単科大等を除く全国743大学に2022年春の就職状況を調査。558大学から得た回答を基にランキングを作成した。就職者数にグループ企業を含む場合がある。表中「立教大学」以外は大学院修了者を含む。大学により、一部の学部・研究科を含まない場合がある。東京大学は「東京大学新聞」、京都大学は「京都大学新聞」より集計。大阪公立大は統合前の大阪市立大と大阪府立大の実績を掲載した。企業名は大学通信の調査方法にのっとって表記しており、正式名称と異なる場合がある。(調査/大学通信)
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