ダイエット中の「今日だけ食欲解放」チートデイは有効?有害?専門家に聞くPhoto:123RF

 あの素晴らしき「チートデイ」!まだ一般にはそれほど広まっていませんが、フィットネス意識の高い方々の間で、かなり盛り上がっているのをご存知でしょうか。

 例えば「ザ・ロック(The Rock)」の異名を持つドウェイン・ジョンソンなどは、自身のインスタグラムにチートデイの模様をしばしば紹介しています(巨大なベーコンチーズバーガー、大皿に山盛りのクッキーやブラウニー、巨大なチーズケーキなどなど…、悪名高きメニューの数々が公開されています)。

 あのテリー・クルーズ(俳優・元アメリカンフットボール選手)も、「アップルフリッター(リンゴを揚げたスイーツ)、ピザ、マカロニチーズ、それからコブラー(アメリカのお菓子の代表で、深皿に入れて焼いたフルーツパイ)など、チートデイには遠慮せずに自らの食欲を解放するのです」と語っています。

チートデイを「取り入れる」べきでしょうか?有効性は?

 食事制限を続ける日々の中、1日だけ制限を解除し、食欲のおもむくままに好きなものを好きなだけ食べる…。当然のことながら、このような方針については異を唱える専門家も少なくなく、意見がまっぷたつに分れています。

「計画的な食事制限の間であっても開放日は必要だ」という専門家がいる一方で、「本気で減量や肉体改造を目指すのなら、チートデイなどあり得ない」と血相を変える専門家もいるというわけです。