米国防総省は16日、ロシア軍の戦闘機が今週、米軍の無人偵察機MQ9に対して妨害を行い、燃料を投棄した後、無人機と衝突した映像を公開した。この挑発は米国が対応策を取る正当な理由になり、ウラジーミル・プーチン大統領の軍隊を打ち負かすために必要な高性能の長距離兵器をウクライナに供与することこそが正しい対応だ。米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長は15日、ロシア軍が戦闘機をMQ9のプロペラに衝突させる意図があったかどうかは明らかではないと語った。米軍は同機を黒海に墜落させることを余儀なくされた。しかし、国防総省が「プロフェッショナルではない」迎撃と呼ぶやり方でロシア軍パイロットが燃料を投棄した際、同軍は衝突のリスクを受け入れた。ミリー氏は、この「非常に攻撃的な」エピソードはロシア人の行動「パターン」に合致すると指摘した。
【社説】ロシアの米無人機挑発に対応せよ
ウクライナへの長距離ミサイル供与が最良の選択肢
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