国際刑事裁判所(ICC)は17日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と政府高官1人に逮捕状を出した。逮捕状はロシアがウクライナの子どもを占領地域から強制的に移送したことに関連しており、ICCは声明で「プーチン氏が個人的に刑事責任を負うと信じるに足る合理的な根拠がある」と述べた。国連安全保障理事会の常任理事国の首脳がICCに召喚されるのは今回が初めて。ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は記者団に対し「この問題を提起すること自体、言語道断で受け入れがたい」と述べた。さらに、「われわれはこの裁判所の権限を認めない」とし、ICCの判断は「法の観点から無効だ」と主張した。
国際刑事裁判所、プーチン氏に逮捕状 子どもの強制移送巡り
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