ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は19日、中国の習近平国家主席によるロシア訪問を翌日に控え、中ロの政治的・経済的関係の深化を歓迎し、両国の発展を阻害しようとする西側諸国を非難した。  プーチン氏は、中国共産党の機関紙「人民日報」日曜版への寄稿で、中ロの「新時代が始まる寸前」だと述べた。  さらに「ロシアと中国の関係は、その歴史の中で最も高いレベルに達し、さらに強さを増している」とし、「その質において冷戦時代の軍事・政治同盟を凌駕(りょうが)している。常に命令する者も従う者もなければ、制限もタブーもない」と述べた。この1100字の寄稿は、ロシア大統領府が公表した。