「自分の考えていることが、うまく人に伝えられない」「人とコミュニケーションをとることに、苦手意識がある」と悩む方は多くいます。しかし、その悩みこそ「相手とよい関係を築き、人を動かす」ための第1歩に変えられるのです。『超完璧な伝え方』の著者、4代目バチェラー・黄皓氏による「誰とでもスマートに人間関係を築く」ための簡単なテクニックを紹介します。
初対面の「第一声」はねらいすぎない
初対面では見た目に意識を払うほど、相手からの期待値も高まります。
だからこそ、一言目に発する声も重要です。
最初の挨拶で初対面のイメージは決定的になります。
声で意識するべきなのは、はっきりと聞こえるクリアな声で話すことです。
とにかくマイナスの印象を与えないようにしてください。
せっかく見た目を整えても、声が小さかったり、聞き取りづらかったり、極端に甲高かったりすると、違和感が生まれてしまいます。
初対面で目指すべきは「安定した声」です。
ここでも、特別なことをする必要はありません。
普段の声で話せば十分です。
もちろん「快活で明るい声」など、好まれやすい声というものはあります。
しかし、声色を意識して変にうわずってしまったり、不自然な声になってしまうと逆効果です。
緊張する場面では、ねらった声を出すのはとくに難しいと思います。
自分の声の特徴を武器にする
自分の声に最初から自信があるという人は少ないでしょう。
私も自分の声はずっと嫌いでした。
そのため、あえて早口で喋ったり、地声を変えるためにわざと高めの声で話すこともありました。
でもあるとき、「いい声ですね」と言ってくれた人がいたのです。
自分の声を好きな人もいるとわかってからは、堂々とゆっくり喋ることができるようになりました。
あなたの声や喋り方が好きな人も、必ずいるはずです。
もし自分ではマイナスだと思う声であっても、いっそのこと「武器」にするくらいのつもりで自信を持ち、自分の声の特徴を強みだと思ってください。
そして、初対面では相手の目を見ながら話すのもポイントです。
目をそらさないことで、強い意志や自信があるように感じてもらえます。
私自身もよく使うテクニックです。
(黄皓著『超完璧な伝え方』から一部を抜粋・改変したものです)
黄皓(こう・こう)
4代目バチェラー
ミラーフィット株式会社代表取締役
中国湖南省出身。10代で来日し、早稲田大学卒業後、三菱商事に入社。貿易事業を担い、メキシコに駐在する。その後独立し、日中間において北米・アフリカからの資材輸入を行う貿易物流会社の代表取締役、全国で20店舗以上展開するパーソナルジムの経営者を務める。2020年7月にミラーフィット株式会社を創業。スマートミラーデバイス「MIRROR FIT.」を通して、オンラインフィットネス事業を展開。3社で200名以上を束ねる経営者として活躍する。2020年、Amazon Prime Videoの大人気恋愛リアリティショー「バチェロレッテ・ジャパン」に参加。パートナーの最終候補となる。2021年「バチェラー・ジャパン シーズン4」にも参加し、注目を集める。地上波放送をはじめ、雑誌、WEBなど多数のメディアに出演。著書に『超完璧な伝え方』(ダイヤモンド社)、『異なる勇気』(KADOKAWA)がある。
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★あらゆる人間関係をスマートに築くテクニック
★口下手、あがり症、人見知りでも大丈夫!
★誰でもすぐに使える「伝え方34のコツ」
★「まさに完璧!」と絶賛される【4代目バチェラー】黄皓が、コミュニケーションの秘訣を明かす
★『1分で話せ』著者 伊藤羊一氏 推薦!「完全に共感。もう、この1冊さえあればいい」
コミュニケーションに悩む人ほど
うまく人間関係を築くことができる!
【本書の特長】
自分の考えていることが、うまく人に伝えられない。
そんなふうに悩んだことはないでしょうか?
安心してください!
「超完璧な伝え方」に必要な要素は、たった3つしかありません。
① コミュニケーションに悩む臆病さ
② 相手のことを考える想像力
③ コミュニケーションで達成したい目的
この3つさえあれば、
誰とでもよい関係を築き、人を動かすことが可能となるのです。
ペラペラと話す喋りのうまさや、豊富な語彙力は全く必要ありません。
一番大切なのは、人と話すときに臆病になれるかどうかです。
「伝え方」を変えれば、「人生」が変わる
「超完璧な伝え方」とは、
コミュニケーションの幅を広げることにより、
自分の目的を達成するために相手を動かす技術です。
コミュニケーションの幅を広げることで
「相手を切り捨ててもいいし、切り捨てなくてもいい」
という選択肢を自分で持つことができます。
つまり、主体的に人間関係を選べるようになるのです。
自分だけで何とかしようとするのではなく、
まわりにいる人たちを動かすことができれば、
あなたの人生はより豊かになっていきます。
伝え方を変えれば、人生は変わるのです。
この本では、4代目バチェラーであり、
3つの会社を経営する起業家でもある私が
いままで培ってきたコミュニケーション秘訣を
出し惜しみなくお伝えします。
『超完璧な伝え方』には、あらゆる人間関係をスマートに築くテクニックが満載です。
はじめに
・超完璧な伝え方とは何か
・臆病だからこそ完璧なコミュニケーションを考え抜けた
・同じ言葉でも人によって反応が異なる不安
・「伝わらない人」との関係をあきらめない
・人間関係を自分で決める選択肢を持つ
・苦手な人との関係さえ人生のプラスにする
第1章 超完璧にうまくいく伝え方の大前提
01 「八方美人」が最強のコミュニケーションである
02 なぜ、うまく伝わらないのか?─コミュニケーションが苦手な人の4つの特徴
03 コミュニケーションとは目的達成の手段でしかない
04 「目的達成」のためには「過程」を捨てていい
05 自分と相手を「同じ」だと思ってはいけない
06 「負けるが勝ち」こそ超完璧なコミュニケーション
07 相手を「いい気分」にさせてから会話を終わらせる
第2章 超完璧に伝える基本 「下地づくり」と「3ステップ+α」
08 超完璧な伝え方は、下地が9割
09 完璧なコミュニケーションの基本3ステップ
10 完璧を「超完璧」にする+α「想像力」
第3章 あらゆる場面ですぐに使える 超完璧な話し方「13の超技術」
11 初対面での会話の技術─開始6秒で印象をズバッと決める
12 複数人での会話の技術─ジェスチャーで会話に参加する
13 雑談(アイスブレイク)の技術─相手を丸裸にする「罠」をしかける
14 聞く技術─聞くだけでなく相手を手伝う
15 関係性を深める技術─秘密の共有で特別な関係になる
16 褒める技術─マイナス以外を120%褒めちぎる
17 叱る技術─反感を抱かせない伝え方
18 頼む技術─「どちらにせよイエス」に誘導する
19 断る技術─速攻で明るく断るのが最適解
20 沈黙をしのぐ技術─「何か話さなくては」の焦りを消す
21 交渉の技術─論破はNG。相手を勝たせよ
22 プレゼンの技術─質問を利用して評価を高める
23 印象に残す技術─強い言葉と丁寧な説明を織り交ぜる
第4章 誰とでも超完璧なコミュニケーションを実現する「7つの幅」
24 声の幅─意識するだけでコミュ力38%アップ
25 目線の幅─アイコンタクトで「空気」を操る
26 姿勢の幅─見えない部分をさらけ出す
27 語彙力の幅─子どもと話すように誰とでも話す
28 コンディションの幅─常に油断せず、想像をめぐらせる
29 場所の幅─「どこに座るか」だけでも結果は変わる
30 キャラクターの幅─一瞬のキャラ変で虜にする
第5章 超完璧な「メール・LINE・SNS」のテクニック
31 メール・チャット・LINEが超完璧に伝わるポイント
32 これだけつければいい! 超優秀な「笑」
33 フォロワーが超増えるSNS運用のコツ
34 SNS最強のメリットは自己認識のアップデート