反ワクチン活動家として知られるロバート・F・ケネディ・ジュニア氏(69)は5日、民主党候補として2024年の大統領選に出馬するための書類を提出した。泡沫(ほうまつ)候補としてジョー・バイデン大統領に対抗する形となる。ジュニア氏は司法長官を務めた故ロバート・F・ケネディ氏の息子で、ジョン・F・ケネディ元大統領のおいにあたる。民主党候補指名を巡っては作家で活動家のマリアン・ウィリアムソン氏も出馬を表明しているが、バイデン氏に対抗できる有力候補は現れない見込み。ホワイトハウスはケネディ氏の出馬についてコメントを控えた。バイデン氏は再選に向けた選挙戦を正式には立ち上げていないものの、2期目を目指す意向を繰り返し示している。