夕食はこんなポイントに気を付けて
(1)「低脂質」な材料、調理法を意識する
朝・昼・晩の3食の中で、夕食は一番軽めにすることが理想的です。そのためにも、昼食はしっかり食べること、夕食の時間が遅い(午後9時以降)場合は夕方に分食をすること、この二つを意識して夕食を軽く済ませるようにしましょう。
BMAL1の働きにより、夕食で脂質の多い食べ物を取ると、脂肪の蓄積につながります。揚げたり炒めたりするよりも、蒸したり煮たりすることで脂質を減らすことができます。肉は、赤身や皮なしの鶏肉などを選ぶと脂質が抑えられます。
(2)「低糖質」にするには、主食だけでなくお酒とデザートも要注意
糖質を減らすとなると、主食(ご飯やパンなど)を減らすことを真っ先に考えると思います。しかし、まずは主食以外に多く取っている糖質がないかをチェックし、それを減らす方が先です。夕食後に間食(アイスクリーム、甘いお菓子など)をしたり、お酒を飲む方は、ビールや日本酒などから糖質を取り過ぎていないか確認しましょう。
上述の通り、夕食が夜遅い場合は、夕方の分食がおすすめです。分食では、主食となるご飯やパン、麺類を中心に食べましょう。食物繊維を多く含む玄米やもち麦、全粒粉パン、全粒粉パスタなどを選べば、より血糖値の上昇を抑えられます。
・おにぎり
・サンドイッチ
・肉まん
・カップスープ(マカロニ入り)
・かけそば(小)
・パスタサラダ