米コネティカット州ニュートンのサンディフック小学校で2012年に発生した乱射事件の遺族がツイッターやフェイスブックに対し、陰謀論者として知られるアレックス・ジョーンズ氏の偽りの主張がどのようにソーシャルメディアで広まったかについて両社の内部情報を求めていたが、これが拒否されていた。裁判関連の資料や被害者家族の弁護士らが明らかにした。これらデータを巡る争いはおおむね、ジョーンズ氏の偽りの主張の責任を問う法廷闘争の舞台裏で展開されていた。2012年の事件では小学1年生20人と教育関係者6人が殺害され、遺族らがジョーンズ氏とウェブサイト「インフォウォーズ」を含む同氏の会社を名誉毀損(きそん)で提訴。ジョーンズ氏は銃乱射事件が手の込んだデマであると主張していた。
FBとツイッター、乱射事件遺族のデータ提供要請に応じず
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