ここ30年間、日本人の給料はほとんど上がっていない。
しかし物価もほとんど上がらなかったから、我々は呑気に過ごすことができた。
茹でガエル状態というやつだろうか。
ところが2022年からインフレの波が止まらない。
食費も燃料費も信じられないくらいどんどん上がっていく。
このままでは日本人は飢え死にしてしまうのか?
いや、こんな時代でもお金を稼ぐ方法はあるはずだ。
話題の書『未来がヤバい日本でお金を稼ぐとっておきの方法』南 祐貴(セカニチ)から、不遇の時代をたくましく生き抜く知恵を学びたい。

「モチベーション」を保つ4つのコツイラスト/ゆん

成功にはモチベーションの維持が不可欠

 副業をするにせよ、起業をするにせよ、最も重要なマインドセットを紹介しよう。モチベーションを保つ4つのコツだ。

“鮮度”が命:すぐやる。後回しにしない。モチベは生モノであり、明日には消滅する。鉄は熱いうちに打つ。本を買ったなら最初の1ページだけでもその日のうちに読む。買っただけで満足する状態は卒業しよう。鮮度は必ず消滅してしまう。

“掃除”する習慣:タスクが後回しになってくると、部屋にホコリもたまる。全てが後回しになっている危険な状態だ。掃除をするとあらゆることへのモチベが上がる。未読メールや未返信LINEもなくなる。部屋がキレイな状態が当たり前だと「未着手タスクがあると気持ち悪い」と感じる。日頃から掃除の習慣が大切だ。逆に言うと、掃除ができない人とは起業/副業では取引をしないほうがいい。スケジュールもお金も管理できず、あなたは必ず被害を喰らう。

宣言をしよう:ほとんどの人は宣言をしない。達成できないと恥ずかしいからだ。「言わない方がかっこいい」は結果的に自分が損する。非難されても恥ずかしくてもいい。それがエネルギーに変わる。腹筋を割りたければ「○月までに腹筋を割る!」と具体的な期限とともにSNSで宣言する。私は「○月までに腹筋が割れなかったらLINEも含む全てのSNSを削除します」と全SNSで宣言をした。結果、バキバキに割れた腹筋は今でも健在だ。

仲間とほめ合おう成功者の共通点は人から助けてもらっていることだ。困った時に「困っています!」とハッキリ言える人が成功する。「頼れない性格だから…頼るのはダサいから…」この考えは大人になったら捨てよう。
 同じ志を持ったアツい仲間は大切だ。受験生が1人で自習室にこもっていても、実は集中力が続かず、効率が悪い。同じ目標を持つ仲間を巻き込み、お互いに努力を報告し合う。そして仲間同士でほめ合おう
 人間は単純なものでほめは効く。

(本稿は、『未来がヤバい日本でお金を稼ぐとっておきの方法』南 祐貴(セカニチ)より一部を抜粋・編集して構成しました)

「モチベーション」を保つ4つのコツ南 祐貴(セカニチ)
Koru-workers 株式会社 代表取締役
1989年東京都調布市生まれ。2012年に大手広告代理店に入社。約6年勤めて、自由になるため退職・起業。クラウドファンディング等で資金を集めて高輪ゲートウェイ駅の近くに宿泊施設「Koru Takanawa Gateway」をオープン。同時に、経済や投資をわかりやすく解説する「#世界最速で日経新聞を解説する男(セカニチ)」を開始。マイナビ・ジチタイワークス等の就活・キャリア・資産運用セミナーにて満足度90%を超える人気講師。年間のセミナー視聴者数は延べ5万人以上。各SNSで毎日発信中、総フォロワー数は10万人を超える。YouTubeしゅんダイアリー就活チャンネル等の全SNSの動画は合計4000万再生以上。著書に『世界一面白くてお金になる経済講座』『未来がヤバい日本でお金を稼ぐとっておきの方法』