誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』から生まれた小説『精神科医Tomyが教える 心の執着の手放し方』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。とても読みやすいオムニバス形式の短編集は、アナタの心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれるYouTube「精神科医Tomyの人生クリニック」“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!

【精神科医が教える】やる気がまったく出ないときの“3つの解決策”

やる気が出ないときにどうするか?

やる気が出ないときって、誰にでもありますよね。そんなときの対処法を3つお伝えしましょう。まずは、自然の流れに任せて「やらない」ということ。やる気が出ない1番の理由は、シンプルに「疲れている」から。そんなときに無理して頑張っても、結局はたいしたことができないと思ったほうがいいでしょう。

無理を押して頑張ったとしても、「やっぱり、やる気が出ないな」ということを再確認して、「やっぱりダメだ」と自分自身に“負の烙印”を押すことになりかねません。だから、「いまはやらない」という“勇気ある撤退”をしてみることが1つの手です。

その日はさっさと寝て、翌日、元気が復活したら、前日のぶんまで頑張ったほうが、効率的にもよほどいいでしょう。「やる気が出ない」というのは、「いまはやらないほうがいいよ」という心身のサインだと思ってください。

「行動」と「環境」をかえてみる

2つ目は真逆の発想で、「とりあえずやってみる」という選択。やる気が出ないから、気持ちが盛り上げてからやろうする人もいますが、これはまったくオススメできません。なぜなら、人は自分の気持ちをコントロールするのが苦手だからです。

「行動」と「環境」を変えると、気持ちが勝手に変わるんですね。だから、「とりあえずやってみようか」と行動したり、場所をかえてみるだけでも、勝手にエンジンがかかって「ここまでやってみようか」なんて、ちょっとやる気が出て自走したくなったりします。

達成可能な目標に小分けしてみる

3つ目は、もうちょっと具体的で、目標を小さく分けてみるということ。たとえば、A4のワード原稿で30枚程度のレポートを書かなくてはならないとしましょう。最初から大きな量が目の前にあると、なかなかやる気が起きにくいもの。だから、仮に締め切りまで1ヵ月あるとしたら、1日1枚を目標にしてみるという考え方です。

最低限のノルマが1日1枚なら、なんとなくやる気が出てくるはず。1日1枚どころか調子が乗ってきて1日3枚とか5枚書く日も出てくるでしょう。これなら「きょうは書く気がしないな」という日がたまに出てきても、トータルでは余裕を持って終えられそうな気がしてきます。

物事を漠然と捉えてしまうと、「ああ、やる気がしない……」なんて感じてしまうんですね。だから、全体を小分けして、達成可能な方法に落とし込めばいいんです。やる気が出ないときの3つの解決策を、ざっくりと説明しましたが、どれも実用できたと思います。ぜひ試してみて効果を実感してみてくださいね。

本稿は『精神科医Tomyが教える 心の執着の手放し方』(ダイヤモンド社)の著者が日々お届けする“心のサプリメント”です。