GWに突入した。ただ、頑張っているのに成果が出ないと悩んでいる人も多いかもしれない。
そんなときおすすめなのが、『1位思考──後発でも圧倒的速さで成長できるシンプルな習慣』。急成長企業「アンカー・ジャパン」CEOの猿渡歩氏、初の著書だ。猿渡氏は「適度にサボると生産性は上がる」という。
そんな本書を推薦するのが、「メンタルダウンで地獄を見た元エリート幹部自衛官が語る この世を生き抜く最強の技術著者・わびさんだ。
わびさんは、自衛隊などの社会人経験で身につけた仕事術、メンタルコントロール術についてツイートした内容が人気を集め、Twitterフォロワーは15.7万人を突破、ネットメディアにもたびたび取り上げられている。
書評家としても鋭い論考を投げかけるわびさんに、『1位思考』を活用しながら、新年度をらくらく乗り切る知恵をシェアしてもらおう。

1位思考Photo: Adobe Stock

「1日5分自衛隊体操」とは?

Qわびさんのベストセラーの中に「自衛隊体操」があり、興味深く読みました。
 連休中にメンタルダウンする人も多そうですが、そんな人たちにアドバイスはありますでしょうか?

わび1位思考』の「知力は必要条件、体力は十分条件」という話の中に、こんな記述がありました。

筋トレは達成感を得やすくストレス解消にもなるので、読者の中にも心身の健康管理を目的に取り入れている人も多いかもしれない。健康管理ができれば手段は何でもいい。

 これは自分の経験からもそう思いました。

 ただ、なかには、

「筋トレは長続きしなかった」
「筋トレする時間がない」
「そもそも筋トレするための筋肉がない」

 という人もいると思います。

 そんな人には「自衛隊体操」をおすすめします。

 500万再生を記録した、かざりぷろじぇくとさんのYouTubeを参考にしてみてはいかがでしょうか。

 自衛隊体操は軽やかな音楽に合わせて5分ほど体操します。

 たった5分ですが、全身のあらゆる筋肉を使うので、けっこう激しい全身運動になり、ストレス解消にも繋がります。

 毎日決まった時間に自衛隊体操の音楽が流れるように設定してみてください。

 そうすることで、自衛隊感を味わいながら、心身の健康管理もできるようになると思いますよ。

1位思考』には、メンタルダウンしたかつての自分に読ませてあげたい「心身ともに豊かになる健全なサボり方」が詰まっています。

 新年度のスタートや五月病対策の参考にもなると思います。なにかモヤモヤする人、現状を変えたい人は、読んでみることをおすすめします。