サポートの仕方は
人それぞれ
ただ、「熱血コーチ」とはいっても、誰に対しても体育会系さながらにガンガン後押しするというわけではありません。
現状と思い描く目標との間にどの程度の開きがあるかによって、あるいはその人がどの程度のスピード感をもって目標に到達したいかによって、龍神のサポートの仕方は異なります。
山登りでたとえるなら、急斜面の険しい山なのか、緩やかなピクニックコースなのか、あるいはそうした山を全速力でガンガン登りたいのか、のんびり登りたいのかによって、準備期間や装備は大きく異なります。
そうしたあなたのニーズに合わせて準備や装備を支援してくれるのが、龍神です。
あなたが本当に
望むのは、どちら?
何か新しいことをはじめる際に、周囲の応援や支援があると、それに応えようと最短距離で突き進みたくなるものです。
でも、それはあなたが本当に望んでいることですか?
脱サラしてカフェを開店する予定の、クライアントのCさんの例です。
バリバリ仕事をする毎日に疲れ、ゆったりのんびりカフェをやりたい、というのがその動機でした。
ところが、そんなカフェ開店の夢を周囲につぶやくと、多くの応援に加え、出資の申し出までいただくことになったのです。
「期待に応えなきゃ。早く結果を出さなきゃ……」と、Cさんはいつの間にか前職のようにバリバリ動くようになっていました。
そんなある日、たまたま目にとまった『龍神とつながる強運人生』のダイヤモンド・オンラインでの連載記事を読んだCさんが、げっそりした姿で私のところへ相談にいらっしゃったのです。
それまでの経緯を聞いた私は、Cさんにこう問いかけました。
「そもそも、どうしてカフェをやりたいんでしたっけ? もし『龍神様に後押ししてもらうためには全力で取り組まなきゃいけない』と思っているなら、それは大きな誤解ですよ」
そこで本来の動機と自分の現状に気づいたCさんは軌道修正し、会社勤めをしながら数年かけて、じっくり準備をすることにしました。
現在は休日を使ってカフェ巡りをしながら、どんな街で開店するか、内装やメニューはどうするかなど吟味しているそうです。
訪れたカフェのオーナーとのご縁もできてきているようで、今では自信をもって自分のペースで準備しています。
本当の望みに
気づかせる「後押し」
仮にCさんが全速力でカフェを開店させたいと思っていたなら、龍神はそれなりにガンガン後押しをしてくれたでしょう。
でも、そうではないことを龍神がわかっていたので、げっそりした姿を鏡で見せたり、オンライン記事に目を向けさせて「それが望みではないでしょう?」とCさんに気づかせる、という後押しをしていたのです。
今、この記事が目にとまって読んでいるあなたも、何かを気づかせようという、龍神からの後押しを受けているのかもしれません。