『勉強が面白くなる瞬間 読んだらすぐ勉強したくなる究極の勉強法』が、10万部を突破。サブタイトルは、読後感を表したもの。事実、韓国の調査機関によると、この本を読んだ中高生の98.4%が「勉強したくなった」と証言。また、実際に読んだ読者から、「涙が止まらない」「この1年で一番泣いた本」などの声を多くいただきました。本を読みたくても読めない人や漢字が難しくてまだ読めない人、そして、本を読んでくださった方へなにか還元できないかと企画したのが朗読会。GW特別企画として、+sicksの役者陣による朗読会の一部を5月15日までの期間限定で配信します。

私たちには、勉強する自由があります

 今回のお話は、アフリカ東部の国、エチオピアの子どもたちの話。私は、エチオピアに近い、タンザニアに行ったことがありますが、私の知るアフリカとは異なり、かなり進んでいるなと感じる一方で、田舎では、やはり不自由な生活を目の当たりにしました。勉強したくても勉強できない人たちがいます。皆さんは、この話を聞いてどう思いますか?

 私たちには、勉強する自由があります。私たちが何となく見逃している「勉強するチャンス」は、他の誰かにとってはとても切実な「決して味わえない幸福」なのです。彼らにとって勉強は、この世では絶対に叶わない願いなのです。運よく授けられた「勉強する特権」を、軽く見てはいけません。

(書き手/編集部 武井康一郎)

(本原稿は書籍『勉強が面白くなる瞬間 読んだらすぐ勉強したくなる究極の勉強法』を一部抜粋した記事です)