上腕二頭筋を鍛える「ダンベル筋トレ」3選、短時間で結果を出す“秘策”も伝授Men's Health US
*本記事はEsquireからの転載です。

 トレーニングを続けていると、成果を上げ続けるために変化が必要なときもあります。例えば、上腕二頭筋を常に鍛え続けるには、これまで続けていたスタンダードな「ダンベルカール(アームカール)」10レップ数×3セットを取り止め、新たな工夫をこらしながらセットでレップ数を増やす方法にシフトしてもいいかもしれません。

「ドロップセット法」とは? 筋肉を限界まで追い込む筋トレ

「ドロップセット法」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 これはトレーニングで設定された回数をこなした後、定めたタスクが限界を迎えるまで、より多くのレップ数をこなせるように重量設定(ダンベルやバーベルなどの重量)を減らしていき…疲れを乗り越えるという筋トレ方法です。

・例えば…、

 普段の筋トレメニューとして、あなたが10kgのダンベルを使用して、(セット間休憩を挟みながら)10レップ数 × 3セットのトレーニングをしている場合:

 この「ドロップセット法」に切り替えるとすれば、休憩なしでウエイトを10kg → 8kg → 6kg →4kgと1セットごとに重量を減らしながら連続して行います。

重量を変えずに筋肉のパンプを促す「メカニカル・ドロップセット法」

 そして、上腕二頭筋のトレーニングに関しては、ウエイト(重量)を減らす以外にも、「ドロップセット法」をいつもの筋トレメニューに取り入れる方法があります。

 運動動作の角度や可動域の違いなど、他の腕を鍛える要素を切り替えることで、上腕二頭筋にさらなるパンプを生み出して、レップ数を追加することができます。

 この重量(ウエイトの重さ)を変えることなく筋肉の負荷を低減する方法を、「メカニカルドロップセット法」と言います。反復を継続し筋肉の緊張状態(時間)と、トレーニング容量を増やすやり方です。

※「メカニカルドロップセット」。テクニックを「ドロップ(落とす)」していく方法です