肩の痛みを防ぐ!自宅でできる「ダンベル筋トレ」、効果的な姿勢と回数は?Photo:PIXTA

 優れたパフォーマンスコーチ(C.S.C.S.=Certified Strength and Conditioning Specialists)でありながら、実績あるジャーナリストしても活躍するマイロ・ブライアント。50代に突入したブライアントですが、彼は著書『40歳を超えてもあきらめない』の中で、「成熟」してもなおアクティブなライフスタイルを維持するためのロードマップをわれわれに示してくれています。

 彼自身もハードなトレーニングを継続することで体力を取り戻し、いつでも思いのままに動く身体をつくりあげています。そんなブライアントのメソッドに学び、屈強な40代を皆さんも目指してはみませんか。私たちは、親世代とは異なる時代に生きているのですから…。

肩の痛みを防ぐ!自宅でできる「ダンベル筋トレ」、効果的な姿勢と回数は?Photo:SEBASTIAN KAULITZKI/SCIENCE PHOTO LIBRARY/gettyimages

肩関節とは? その構成・役割

 痛みなど…何事も無ければ普段意識などしない「肩」ですが、これが意外とやっかいなところでもあります。

「肩関節」は主に腕の骨である「上腕骨(じょうわんこつ)」、「肩甲骨(けんこうこつ)」、「鎖骨(さこつ)」から構成されています。上腕骨の先端にある「骨頭(こっとう)」と呼ばれる球状の部分が、肩甲骨のくぼみ(関節窩)にジョイントする構造になっているのが「肩甲上腕関節(けんこうじょうわんかんせつ)」であり、これを一般に「肩関節」と呼んでいるというわけです。