「ドロップセット法」の効果とメリット

上腕二頭筋を鍛える「ダンベル筋トレ」3選、短時間で結果を出す“秘策”も伝授MEN'S HEALTH US

1. 短時間で筋肉を鍛えられる
2. 筋肥大効果が期待できる

「メンズヘルス」USのフィットネスディレクターであり、パーソナルトレーナーの認定資格を発行している団体NSCAの認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト資格者エベニーザ・サミュエルはこう言います。

「単に上腕二頭筋を鍛えるトレーニングから、本当の意味での良い結果を得たいと考えていることでしょう。それこそが、最終的に自分が望むような上腕二頭筋の成長を得ることにつながるのです。そこで、下記より紹介する『ドロップセット法』を取り入れたダンベルトレーニング種目をすべて試してみてください。腕の筋肉の成長を次のレベルに引き上げるのに、本当に役立つはずです」とのこと。

「ドロップセット法」理想的なやり方

 繰り返しになりますが、「ドロップセット法」の基本的な目標は、1回のセット量を増やすことです。

 このためには、挑戦的な重量で規定回数のレップ数を疲労が蓄積するまで行い、その後、より低い重量に落とすか、機械的な難易度を変更する(=メカニカルドロップセット法)ことで、望ましいフォームでレップ数を行い続けることが可能になるでしょう。

 これにより、レップ数を増やしてセットを広げ、失敗するまでより長く追い込むことで、より良い筋肥大を得ることを目指します。

 ですが、「メカニカルドロップセット法」でのセット数には、単に2つの似たような動きをペアにして立て続けに行うだけではありません。サミュエルは3つの上腕二頭筋向けの「ドロップセット法」を使い、腕を燃焼させ、上腕二頭筋を成長させる異なるチャレンジをつくり出します。

「より多くのチャレンジを生み出し、全てのセットで自分自身を限界まで追い込むことができるように、スマートな方法で機器を組み合わせたいと考えています。そして、この上腕二頭筋向けのドロップセット法は、私たちが行なっているすべてのことの中心にあるものなのです」と、サミュエルは話しています。

 それでは、「ドロップセット法」を用いた上腕二頭筋を鍛えるダンベルトレーニング3種目を、動画解説で紹介していきます。トレーニングベンチが必要になります。

1. スタンディング ダンベルカール(A・B)3セット
2. インクラインカール(A・B)3セット
3. スパイダーカール(A・B)3セット