『勉強が面白くなる瞬間 読んだらすぐ勉強したくなる究極の勉強法』が、10万部を突破。サブタイトルは、読後感を表したもの。事実、韓国の調査機関によると、この本を読んだ中高生の98.4%が「勉強したくなった」と証言。また、実際に読んだ読者から、「涙が止まらない」「この1年で一番泣いた本」などの声を多くいただきました。本を読みたくても読めない人や漢字が難しくてまだ読めない人、そして、本を読んでくださった方へなにか還元できないかと企画したのが朗読会。GW特別企画として、+sicksの役者陣による朗読会の一部を5月15日までの期間限定で配信します。
僕には大きな夢がある
今回のお話の舞台は、1950年、朝鮮戦争。そう、戦争です。元々、軍人ではない中学3年生。戦場は一息つく間もない場所です。サンチュ包みを食べることも、冷たい水を飲むこともできません。生きて母に会うこともできなくなりました。勉強したくても勉強できない人たちがいます。皆さんは、この話を聞いてどう思いますか?
イ・ウグンのその後
イ・ウグンをはじめ浦項(ポハン)の学徒兵たちは、8月の焼け付く太陽の下で命を落としました。当時、朝鮮人民軍は洛東江(ナクトンガン)以南を除き、朝鮮半島の大部分を占領していました。しかし、若い学徒兵たちが浦項で4日間にわたり人民軍と戦って時間稼ぎをしたおかげで、韓国軍は怒涛の反撃を行う準備ができました。
(書き手/編集部 武井康一郎)
(本原稿は書籍『勉強が面白くなる瞬間 読んだらすぐ勉強したくなる究極の勉強法』を一部抜粋した記事です)