「読者が選ぶビジネス書グランプリ2023」でビジネスパーソンから圧倒的な支持を受け、総合グランプリとビジネス実務部門賞のダブル受賞という快挙を成し遂げた『佐久間宣行のずるい仕事術』。人気プロデューサー・佐久間宣行さんが20年以上かけて磨いてきた「誰とも戦わずに、好きなことで、効率的に成果を出す方法」を伝授する本書には、「これはヤバい、めちゃくちゃ面白い」「心の支えになる『お守り』みたいな本」「自分史上ナンバーワンのビジネス書になった」と絶賛の声が多く寄せられており、仕事で悩む同僚や部下にそっとこの本を渡す人が増えているという。
そこで受賞を記念し、その悩み「佐久間さんに聞いてみよう」をテーマに、仕事にまつわる悩み・質問を大募集。本連載では、読者から寄せられた質問に佐久間さんが答えた、職場の人間関係やメンタルの改善、就職・転職活動に今すぐ役立つ「ずるい仕事術」を公開します。(構成/根本隼)

「仕事中なのに眠いとき」におすすめの“意外な対処法”

Q. 仕事中に眠くなってしまいます

質問者:20代男性
――報道記者として働いています。毎晩夜遅くまで仕事し、早朝には出勤するという生活なので、仕事中どうしても眠気が襲ってきてしまいます。

 佐久間さんもお忙しいかと思いますが、睡魔に勝つために何かしていることはありますか。

睡魔には勝とうとせず「あえて寝る」のがベスト

佐久間さんからの回答↓
 睡眠不足で仕事中にどうしても眠くなるなら、それは、体が「休まないとこれ以上は無理」というサインを出していると思った方がいいです。

 だから、その眠気に耐えてまで仕事を頑張って体調を崩すより、逆に「5分だけ寝られそう」という時間を自分で探して、あえて眠るようにするのがベストだと思います。

 体力的にキツいときは、睡魔と格闘するよりもメリハリをつけて短時間寝る方が、体のためになるし、その後の集中力も全然変わりますよ

 僕も若いときは睡眠時間を削って頑張ってましたけど、40代になってからは徹夜を一切やめて、「寝ないとマズい」と思ったら必ず寝るようにしています。

 なので、出先でもタイミングがあればさっと寝られるように、アイマスクや耳栓、鼻の通りをよくするスプレーを常備しています。自分がよく眠れるために必要な材料を把握しておいて、常にかばんに入れておくといいですよ。

(本稿は、ダイヤモンド社の公式Twitterアカウントで募集した「あなたのその悩み、 佐久間さんに相談してみませんか?」キャンペーンに寄せられたお悩みをもとにした『佐久間宣行のずるい仕事術』グランプリ受賞記念連載です)