今年のドル円は130-135円を中心とした方向感に欠ける展開が続いている今年のドル円は130-135円を中心とした方向感に欠ける展開が続いている Photo:AFP=JIJI

今年入り後のドル円は
方向感なし

 ドル円は21年から22年にかけて大幅な上昇相場となったが、今年に入ると、上昇の反動もあって一時127円台まで大きく調整された。

 しかし、その後、ドル円は再び上昇し、足もとでは138円台へと回復している。とはいえ、総じてみると、今年のドル円は130-135円を中心とした方向感に欠ける展開が続いている。

 ドル円が、このような方向感のない動きを続けている背景には様々な要因がある。ただ、一言でまとめるなら、複数の要因が強弱どちらにも解釈できる「どっち付かず」の状態が続いているためだ。

 以下では、ドル円が方向感に欠ける動きとなる要因を考えてみる。