誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる。Voicy精神科医Tomyきょうのひとことの“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!

【精神科医が教える】無意識に自分を苦しめてしまう人の共通点Photo: Adobe Stock

短所を長所で補うという発想

誰しも、多かれ少なかれ、短所や欠点はあるものです。

基本的には、短所や欠点を直そうとするより、長所を伸ばしてあげたほうが、全体として自分の成長につながると思って、アテクシ自身も意識してきました。

もちろん、社会生活を送っていくうえで、致命的な欠陥などがある場合は、変えなくてはいけないこともありますが、多くの短所は長所で補えるものです。

向かい風に逆らうより
追い風に乗ろう

そもそも、現状において自分の生活がそれなりに回っていているのであれば、致命的な欠陥はないといえるでしょう。

苦手なことが短所の1つだとすると、その苦手なことを克服しようとストレスを抱えるより、自分な得意なことを積極的に伸ばして、短所を補うようにしたほうがいいと思うのです。

苦手なことや短所を克服しようとするのは、向かい風に逆らって進もうとしているようなもの。一方、得意なことや長所を伸ばそうとするのは、追い風に乗って、背中を押されながら楽々進むようなものです。

苦手意識を強めないように
いったん放置することも大事

苦手なことを避けようとするのは、一般的にはよくないとされているのかもしれませんが、運動が苦手なら、無理やり克服しようとする必要はないと思うんです。

苦手なことを克服しようとして、挫折してしまうことだってあります。そうすると自身を失い、自己評価が下がって、以前にも増して苦手意識が強まることもあります。

いまは運動が苦手で嫌いでも、いつか、なにかをきっかけに、自発的にジョギングやスイミング、ヨガなどに目覚めるかもしれません。そうしたことはよくあることなので、そのときになってやれば十分だと思うのです。

多少アンバランスなほうが
人としての魅力が増す

アテクシも球技などの運動は苦手でしたが、そのぶん勉強を頑張って伸ばしてきました。

しかし、運動嫌いだった自分なのに、大人になってからジム通いやヨガを始めたりしています。

得意・不得意があって、多少アンバランスでもいいじゃありませんか。そのほうが人間的な魅力が増すという見方だってできるのです。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)の著者が日々お届けする“心のサプリメント”です。