20年以上多くの読者に選ばれ続けてきた大学案内『大学図鑑！』が今年もパワーアップして発売された。現役生・OB・OGら5000人超のナマの声によってつくられた本書は他の大学選びのひとつの手段として選ばれている。本記事では最新版である『大学図鑑！2024』の出版を記念して、内容の一部を抜粋し再編集してお届けする。（本記事は2022年12月時点に執筆した『大学図鑑！2024』をもとにしています）
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ポートアイランドにフロンティアサイエンス学部、阪急西宮北口にマネジメント創造学部が2009年に設立。岡本に集結していた甲南は、学部割れ大学になった。
岡本キャンパス
神戸の中でも特におしゃれな山の手の岡本。こぢんまりとしているが、ドラマの舞台になりそうなキャンパスに、学生たちが闊歩する。5号館の「サイバーライブラリ」はマルチメディアを駆使した図書施設で、自習にもグループワークにも活用できる。種類豊富なパンやデザートが食べられるカフェ・パンセは学生たちの憩いの場。理工学部のメイン校舎である14号館はガラス張りの一角があり、かなりカッコいい。
2017年9月には地上4階地下1階建て、キャンパス内最大級の建物「iCommons」が完成。1300人収容の食堂のほか、ブックカフェやコンビニ、部室やトレーニングルームなどがあり、学生たちの新たな集いの場になっている。「あちこちに自習スペースがあり、22時まで利用できるので夜遅くまで勉強したい時は特に便利」。
大学周辺は、カフェや雑貨店、ブティックなど小洒落た店が並ぶ。飲み会は三宮か西宮北口界隈が中心。最近は居酒屋が増えた岡本にも行く。新歓コンパは花見スポットのある夙川で。大阪梅田にも電車で30分くらいで行ける。
岡本キャンパスからバスで約30分の六甲アイランドには約8万m2の敷地を持つ総合体育施設（野球場、各種球技場、陸上競技場、体育館、部室棟など）があり、体育の講義や部活で使われている。スクールバスは本数が少ないので要注意。
