この規格の発表当初は、iPhoneに取り付けられるバッテリーが登場しただけだったが、最近はスタンドを兼用しているタイプが増えている。

 バッテリーにスタンドが内蔵されており、iPhoneを立てかけられるのだ。iPhoneをスタンドに“横置き”すると、映画などを見るときに便利なことこの上ない。

 旅先のホテルなどでiPhoneを置き時計代わりにする際にも、立てかけていると見やすい。単純なスタンドだが、これも細部が進化しており、おすすめのESR社の製品は角度がある程度調整できるようになっている。

スタンド内蔵のバッテリースタンド内蔵のバッテリー。左からAnker 633 Magnetic Battery(7990円)、Anker 622 Magnetic Battery(6990円)、ESR モバイルバッテリー MagSafe 大容量 10,000 mAh(4999円) Photo by S.T.
どのモデルも背面に取り付けるだけで充電可能だどのモデルも背面に取り付けるだけで充電可能だ Photo by S.T.
ESR社のモデルは角度調整がある程度できるESR社のモデルは角度調整がある程度できる Photo by S.T.

さらに進化したモデルも登場
“両面”がワイヤレス充電に対応

 さらに進化した製品も登場している。Anker 633 Magnetic Wireless Chargerは、ワイヤレスで充電できるスタンドだ。当然MagSafe対応なのでiPhoneをくっつけるだけでいい。

 加えて、スタンドの背面部分がMagSafe対応バッテリーになっており、取り外して利用可能。すなわち、家ではワイヤレス充電スタンドとして利用し、出先ではバッテリーとして使える一石二鳥の製品だ。スタンドとして利用している間に、バッテリーにも充電されるところも素晴らしいアイデアだ。

 最近クラウドファンディングに登場したBEZALEL Prelude Xシリーズも非常に面白い製品だ。MagSafe対応バッテリー自体もワイヤレス充電およびワイヤレス給電に対応する。

 ややこしいのだが、MagSafe対応面の裏側がワイヤレス充電に対応するので、iPhoneに充電しながら逆側で完全ワイヤレスイヤホンに充電できる。つまり、ワイヤレスのダブル充電が可能なのだ。

 さらに、このバッテリー自体もワイヤレスで充電可能。コンセントに専用の充電器を取り付けると、バッテリーとiPhoneをまとめてワイヤレス充電できる仕組みだ。こんな製品も今後はひそかなブームになってくるだろう。

Anker 633 Magnetic Wireless ChargerAnker 633 Magnetic Wireless Chargerは、充電スタンドの上部分がモバイルバッテリーになっている Photo by S.T.
BEZALEL Prelude XシリーズBEZALEL Prelude Xシリーズは、バッテリーの両面がワイヤレス充電可能。MagSafe対応の逆側でも5Wの出力でイヤホンなどが充電可能だ。価格は5200円から。クラウドファンディングなので買い方にもよる Photo by S.T.