仕事が自分に合わないと悩む人が後を絶たない。転職の理由で最も多いのも、この不満だ。実は、自分に合わないと思える仕事でも意欲を高め、ストレスをためずに、業務効率を上げることができる、誰でもできる簡単な方法がある。(モチベーションファクター代表取締役 山口 博)
ストレスをためずに
業務効率を上げることができないのか
「仕事が自分に合わない」「仕事にストレスを感じる」「やりがいのある仕事をしたい」という相談が後を絶たない。このような「仕事内容への不満」は、最大の転職理由でもあり、年代が下がるほど、この理由により転職する人の割合が高い(リクルートによる調査https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/2022/0922_11663.html)。
入社前に想定していた仕事とは異なることに気づいたり、人事異動や事業自体の変化により新たな業務を担当することになった場面で、生じやすい不満だ。環境変化が加速する中、自分に合わせない仕事を担当する可能性は誰にでもあるし、その確率は年々高まっている。
こうした不満に対して、「仕事なのだから、不平不満を言わずに、黙ってやれ」「この状況を乗り越えることで、成長できる」「努力すれば必ずいつか報われる」「仕事を選べる地位に到達するまで辛抱しろ」というような、努力と辛抱に訴えかける助言がはびこっている。
努力と辛抱が無用だとは決して言わない。努力することも、忍耐も、必要だ。しかしそれだけでは、問題は解決しない。自分に合わない仕事をしなければならない場面でも、ストレスをためずに、業務効率を上げることができないだろうか。
実は、誰でも簡単に、実現できる方法がある。