「近ごろ体を動かす機会がメッキリ減ってしまった」なんて人は多いはず。日ごろの活動量は減ったのに、なぜか食欲は減らない。飲食での摂取カロリーは多いのに、体を動かす消費カロリーが減ってしまったら、太ってしまうのは当たり前。内臓脂肪が蓄えられて、お腹はポッコリ。すんなり入っていたズボンがパツンパツンなんてことにも……。そこで参考にしたいのが、『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)、『金スマ』(TBS系)、『体が硬い人のための柔軟講座』(NHK)などで話題のフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一氏の著書『10年後、後悔しない体のつくり方』(ダイヤモンド社)だ。本書は、中高年はもちろん高齢者でも、「これならできそう」「続けられそう」と思えて、何歳からでも体も脳も若返る秘訣を明かした1冊。本稿では、本書より一部を抜粋・編集し、運動を続けられない人が、続けられるようになる技術を紹介する。
(監修:田畑クリニック院長 田畑尚吾 医師)

【『世界一受けたい授業』で話題】<br />運動を続けられない人の「続ける技術」Photo: Adobe Stock

「3日坊主」を繰り返せばいい

【前回】からの続き  「サボる → やってみる → サボる → やってみる……」と繰り返せば、結果として続けていることになります。

三日坊主だって、考え方によっては、3日間は続いているのです。

【『世界一受けたい授業』で話題】<br />運動を続けられない人の「続ける技術」

三日坊主を10回繰り返したら1ヵ月間続けていることにもなります。たとえサボっても、また始めれば、切れ目なくずっと続けている人とトレーニング効果は変わらないのです。

小さな成功体験を積み重ねる

三日坊主でも切れ目なく続ければ、必ず何らかのポジティブな変化が現れてきます。

それが自覚できたら、「サボっても、また始めてみよう!」という気持ちは確かなものになってきます。そして、いつの間にか、運動習慣が身についているのです。

※本稿は、『10年後、後悔しない体のつくり方』より一部を抜粋・編集したものです。本書には、体が若返るメソッドがたくさん掲載されています。