ロシアの民間軍事会社ワグネルは24日、モスクワへの進軍を停止した。ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とワグネルの仲介役となった。内戦へとつながる可能性があった武力衝突が回避された。  ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、ワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン氏を刑事責任に問わず、同氏がベラルーシへ移動すると述べた。また反乱に参加したワグネルの戦闘員には恩赦が与えられ、兵舎にとどまった戦闘員は国防省と契約できるとした。