世界的なハイテク投資家である孫正義氏は、6年前に世界最大規模のプライベートエクイティ(PE)投資ファンドを立ち上げた後、自身が率いるソフトバンクグループ(SBG)は一つの戦略に基づいて企業に投資していると語った。  孫氏は2018年、投資家に対し、単に無謀な投資をしているのではないとし、人工知能(AI)という一つのテーマに一貫していると述べていた。  それから、1400億ドル(約20兆2000億円)余りを400以上の新興企業に費やしてきた。AIを巡る熱狂が今、市場を席巻している。SBGは、後れを取るまいと躍起になっている。