米サンフランシスコの北東にある空軍基地近くの広大な土地が購入された件について、米当局が調査を行っている。購入した投資グループの背後に外国の勢力がいる可能性が懸念されている。郡当局や公的記録によると、調査の中心となっている投資グループのフラナリー・アソシエーツはこの5年間に10億ドル(約1430億円)近くを投じ、カリフォルニア州ソラノ郡最大の土地所有者となった。フラナリーは複数の米国人が実権を握っており、出資金の97%は米国人投資家、残り3%は英国とアイルランドの投資家によるものだという。フラナリーの弁護士が語った。フラナリーは以前ソラノ郡に対し、「株式から米西部の農地を含む不動産にポートフォリオを分散させたがっている一族のグループによって所有されている」と説明していた。弁護士は「トラビス空軍基地に近いことがフラナリーによる購入の動機であるとの臆測」には根拠がないと述べた。
加州米軍基地の周辺土地購入、当局が懸念 背後に外国勢力か
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