【ワシントン】米サンフランシスコの北東にある空軍基地近くの広大な土地が購入された件について、米当局が調査を行っている。購入した投資グループの背後に外国の勢力がいる可能性が懸念されている。  郡当局や公的記録によると、調査の中心となっている投資グループのフラナリー・アソシエーツはこの5年間に10億ドル(約1430億円)近くを投じ、カリフォルニア州ソラノ郡最大の土地所有者となった。  フラナリーは複数の米国人が実権を握っており、出資金の97%は米国人投資家、残り3%は英国とアイルランドの投資家によるものだという。フラナリーの弁護士が語った。