米メタ・プラットフォームズの新たな短文投稿アプリ「スレッズ」が急成長を遂げる中、米ツイッターにもその影響がすでに出始めている。メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、スレッズの登録者数が、公開から1週間未満で1億人に達したと発表した。また、少なくとも2社のサードパーティーによると、それに合わせてツイッターのトラフィックが減少しており、利用者が両アプリを併用するのではなくスレッズに移行していることがうかがえる。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が先週報じたところでは、ツイッターの「収益化可能なデーリーアクティブユーザー数(mDAU)」は6月に約5億3500万人となった。調査会社シミラーウェブによれば、スレッズの本格利用が可能になった最初の2日間に、ツイッターのトラフィックは前週同日比で5%減少した。前年比では11%減となった。