米ツイッターがドナルド・トランプ前大統領のアカウントに関する情報を連邦検察に提供しないよう抵抗したことについて、連邦判事は、同社がトランプ氏との関係改善を狙ったことを示すものだと示唆した。新たに開示された裁判記録によれば、現在は「X社」と改称したツイッターはかつて、トランプ氏の私的なダイレクトメッセージ(DM)を含むやり取りの提出に抵抗した。これを受けベリル・ハウエル連邦地裁判事は2月7日の法廷審理で、当時ツイッターの最高経営責任者(CEO)であったイーロン・マスク氏に別の動機があったのではないかと疑問を呈していた。ハウエル氏は緊迫した法廷審理の中で、「CEOが前大統領と癒着したいから、ここにいるのか」と質問した。また、「ツイッター社がドナルド・トランプ氏をある期間ツイッターから追い出したことの埋め合わせをしようとしているのではないのか」とも続けた。
ツイッター、トランプ氏との関係改善狙いか 情報提出に抵抗で判事示唆
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