海運写真はイメージです Photo:PIXTA

1位は日本郵船
平均年収は1082万円

 今回は、上場する陸運会社・海運会社を対象に平均年収のデータを使って、「年収が高い陸運・海運会社ランキング2022最新版」を作成した。本社所在地はダイヤモンド社企業情報部調べ。単体の従業員数が100人未満の会社は除外している。対象期間は、2021年4月期~22年3月期。

 はたしてどのような結果になったのか。早速、ランキングを見ていこう。

 1位は日本郵船(東京都)で、平均年収は1082.1万円(従業員数1249人、平均年齢39.8歳)。

 2位は、商船三井(東京都)で、平均年収は1072.8万円(同1098人、同38歳)だ。

 本ランキングにおいて、「平均年収1000万円」の壁を超えたのは2社だけだ。

 海運2強ともいわれる日本郵船と商船三井だが、「脱・海運」を目指す動きも出てきていることに注目したい。

 詳細は『日本郵船は物流、商船三井は不動産…最高益に沸く2強が「脱・海運」にシフトする理由』に譲るが、物流や不動産といった「非海運事業」を成長領域とみなしている。