大気汚染、喫煙よりも寿命縮める=シカゴ大研究所Photo:NurPhoto/gettyimages

【シンガポール】喫煙などのたばこの利用は世界平均で寿命を2.2年縮める。だが、大気が汚染されている場合、呼吸をするだけで健康にもっと大きな被害が及ぶ。

 これはシカゴ大学エネルギー政策研究所(EPIC)が29日に発表した報告書の結論である。同報告書は、大気汚染は公衆衛生にとって世界最大の脅威であり、世界の平均寿命を2.3年縮める要因となっていると指摘した。