国宝に思いをはせたあとは皇理団通り(ファンニダンギル)をぶらぶら

韓国旅行、ソウルは飽きた…なら慶州はいかが?世界遺産とカフェ・雑貨店巡りがアツい皇理団通りでのスナップ。右上は慶州名物のポテト風チョンドゥギ

 大陵苑の脇道が皇理団通り(ファンニダンギル)で、ここ数年でおしゃれストリートへと激変中。韓国伝統家屋の韓屋をリノベしたカフェや再現したブティックなど、レトロモダンな街並みに魅了された国内外の人々で歩道からはみ出るほどのにぎわいでした。慶州は建築制限があり高層ビルが建てられないため、どんなに進化しても古都の雰囲気はそのまま。そのなかで最旬グルメなどが楽しめるとあって注目度はさらにアップしそう。

幻想的な夜に訪れたい美しすぎる月精橋(ウォルジョンギョ)

韓国旅行、ソウルは飽きた…なら慶州はいかが?世界遺産とカフェ・雑貨店巡りがアツい1984年から作業を開始し全長66.15m、幅13m、高さ6mの橋を復元

 皇理団通りや瞻星台から歩いて10分ほどの月精橋へも。『三国史記』によると新羅時代の760年に月城(ウォルソン)と南山(ナムサン)を結ぶ橋として完成。その後朝鮮時代に失われましたが、2013年に韓国最大級の木造橋として復元、2018年に橋の両端のふたつの門楼を公開しました。門楼の2階に出土した遺物や橋の歴史、復元の過程などを展示と映像で鑑賞できるデジタル展示館があり、ここでも1200年以上にわたる悠久の歴史を感じることができます。9~22時まで開いているので、ライトアップを堪能できる夜に行くのがおすすめです。