【ワシントン】米政府当局者によると、中国人が時には観光客を装って米国内の軍事基地や機密施設に侵入するケースが、ここ数年で100回にも上っている。米当局者は、こうした事案はスパイの脅威の恐れがあるとしている。  米国防総省や連邦捜査局(FBI)などの政府機関は昨年、こうした事案を制限するためにレビューを実施した。こうした事案に関与しているのは、偶然にせよ意図的にせよ適切な許可を得ずに米軍基地やその他の施設に侵入しようとしている人々で、当局者はゲートクラッシャー(招かれざる客)と呼んでいる。