英語をたくさん勉強したのに、いざとなると全く言葉が出てこない――そんな人に読んでほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、「英語の反射神経」が鍛えることができる。本稿では本書から特別に一部を抜粋して紹介する。

英会話力アップのために絶対必要「見たままを瞬間的に伝える力」Photo: Adobe Stock

目にしたものをそのまま言葉で表現する練習

 会話にはきっかけが必要です。目にしたものをパッと言葉にできれば、いろんな場面で会話を始められるようになります。

 第1章は「場所、もの、人を伝えるトレーニング」です。

 見たままを説明してみてください。

 最初は言葉が出てこないかもしれませんが、単語やフレーズの断片でもいいので、頭に思い浮かんだ英語をどんどん口に出していきましょう。

Q 次のイラストを見てパッと英語で答えてください

大人気マスコットのBig Bearだ! どこで何をしている?
Where is Big Bear?(ビッグベアはどこ?)
Look, Big Bear is ________________________________.

Where is Big Bear?
(ビッグベアはどこ?)

Look, Big Bear is _________________________

 5秒以内にパッと下線を埋めて文章を英文を完成させよう。

解答例は…

Look, Big Bear is in the middle of the crowd.
He is dancing.

 見て、ビッグベアが人混みの真ん中にいる。
 ダンスしてる。

in the middle of~「~の真ん中に」

in the middle of ~は、「~の真ん中に」という意味です。

besidenear「~のそばに、~の近くに」という意味ですが、besideはnearよりも近いイメージです。

in the middle of~, besideを使った例文

There is a monument in the middle of the city.
市の真ん中に記念碑があります。

She is in the middle of the picture.
彼女は写真の中央にいます。

Tom is standing beside the ice cream shop.
トムはアイスクリーム店のそばに立っています。

(本稿は『見たまま秒で言う英会話』から抜粋・編集したものです。)