台湾の朝ごはんメニュー5選、現地在住ライターおすすめの店を紹介!写真提供:地球の歩き方書籍編集部

海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「台湾の朝ごはんメニュー5選、現地在住ライターおすすめの店を紹介!」です。旅行の醍醐味のひとつが朝ごはんという方は多いですよね!訪れた土地やホテルによって趣向を凝らした朝ごはんが出るとついつい食べ過ぎてしまうという方も多いはず!台湾は食事を外食で済ませることが多く、朝ごはんも店で食べる人が多いです。せっかく台湾に来ているのだから現地の方と同じく外食で朝ごはんを楽しみたいという方に筆者おすすめのメニューをご紹介します。(文・写真/前田公子 監修/地球の歩き方)

台湾は外食文化

台湾の朝ごはんメニュー5選、現地在住ライターおすすめの店を紹介!

 台湾では各地に多くの飲食店があり、そのほとんどが朝早くから夜遅くまで営業しています。台湾では食事を外食で済ませる人が多いといわれていて、学生や単身者向けのアパートにはそもそもキッチンがないアパートもあったりします。台湾の外食文化が盛んな理由に関して台湾在住の筆者が感じる主な原因は3つです。

【1】共働き世帯の多さ
 台湾は共働きの世帯がとても多く、仕事が終わった後に料理を作るのはとても大変です。手間暇がかかる料理を毎日してバタバタと大変な思いをするくらいなら、手間をかけず外で食べようというのはとても合理的です!

【2】手頃な価格
 台湾の飲食店は店にもよりますが総じて飲食代が安いです。そのため特に単身者にとっては1人分の料理を作るために材料を全て購入して水道光熱費をかけながら自炊をするよりも時間もお金も労力も抑えられます。

【3】できたての温かい料理が好き
 台湾では調理したての温かい料理こそおいしいという考えがあり、調理から時間がたって冷めた料理は好まれません(一部例外もあります)。そのため、日本のように料理を作り置きすることはメジャーではなく、お腹がすいたらすぐにできたての料理が食べられる外食文化が根付いたのかもしれません。

 このように、外食文化が根付いている台湾ですが、特に朝食においては気軽に手早く食べられる料理を提供している屋台や小吃店が多くあり、どの地域でも地元に愛される“朝ごはんの店”が必ずあります。出勤前や通学前にお気に入りのお店で朝ごはんを買って仕事場や学校で食べるのが台湾スタイルです。時間がある旅行者の場合はお店でゆっくり朝ごはんを楽しむのもおすすめです。とにかく値段が安く朝からたくさん食べられます!