【東京】今年は日本株が絶好調だ。運用担当者らは、今度こそ上昇が長続きするかもしれないと考えている。  東京証券取引所が企業に改善策の開示を要請したことや、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏がお墨付きを与えたこと、さらにバリュエーションが比較的低いことなどが追い風となり、日本の株式市場は今年、世界で最も好調な市場の一つとなっている。東証株価指数(TOPIX)は年初から8日までに25%上昇。他の地域を見ると、同期間の上昇率は米S&P500種指数が16%、ストックス欧州600指数は7%、上海総合指数は1%未満だ。