バングラデシュで大人気「プリ」って何?日本人が知らない地元B級グルメを紹介写真提供:地球の歩き方書籍編集部

海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「バングラデシュで大人気「プリ」って何?日本人が知らない地元B級グルメを紹介」です。ちょっとスナックを食べながら、おしゃべりをしつつ小休止――バングラデシュで働く毎日は、1杯のお茶とおやつタイムに支えられていると言っても過言ではありません。今回は、バングラデシュのJICA技術協力プロジェクトで活躍する現地スタッフたちと「ビカレ・ナスタ(夕方のおやつ休憩タイム)」に食べ歩いた、バングラデシュのストリートフード「○○プリ」の各種を徹底比較したいと思います。(文・写真/安川 奈々恵 監修/地球の歩き方)

○○プリとは?

 全粒粉やセモリナ粉の生地を使い、サクサクに油で揚げられた中が空洞の球状の食べ物を「プリ(プーリー)」といいます。

 大きさや、空洞の中に入れる中身、トッピングなどによってさまざまな種類がありますが、総じて、バングラデシュの人たちが大好きなストリートフードのひとつです。

バングラデシュで大人気「プリ」って何?日本人が知らない地元B級グルメを紹介フチカ(8個入り 80タカ、約110円) 辛さレベル ★★★☆☆

 最初にご紹介する「○○プリ」は、フチカです。フチカは名前に「プリ」という語はつかないものの、プリを使ったスナックのひとつです。ジャガイモ、豆などを手のひらサイズのプリに詰めて、玉ねぎ、ゆで卵、コリアンダー、青唐辛子などをトッピングし、すっぱ辛い(そして、ちょっと甘くもある)スープをかけて食べます。

 すっぱ辛いスープのかわりに、ヨーグルトがかかったタイプもあり、こちらはドイ・フチカと呼ばれています。普通のフチカに比べて、辛さが押さえられているので、辛い物が苦手だけど「○○プリ」に初挑戦したい!という方は、ドイ・フチカから挑戦してみることをおすすめします。

バングラデシュで大人気「プリ」って何?日本人が知らない地元B級グルメを紹介ドイ・フチカ(7個入り 120タカ、約160円) 辛さレベル ★☆☆☆☆

 夕方になると路上のいたるところでフチカ屋台を見かけることができますが、ゆったりと座ってフチカを食べたいときは、「Police Plaza Concord Shopping Mall」の向かいにある「China Grill Restaurant」に行くと、湖を眺めながら船着き場の横のテラス席でリラックスできるので、バングラデシュの人たちからも人気です。

China Grill Restaurant

バングラデシュで大人気「プリ」って何?日本人が知らない地元B級グルメを紹介船着き場の横のテラス席で現地スタッフとおしゃべりタイム

住所 Hatir Jheel Link Rd, Dhaka 1212 Bangladesh
その他情報 Police Plaza Concord Shopping Mallから徒歩2分