英語をたくさん勉強したのに、いざとなると全く言葉が出てこない――そんな人に読んでほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、実践的なスピーキング力を伸ばすことができる。本稿では本書から特別に一部を抜粋して紹介する。

簡単な英語が口からスラスラ出てくる1つの英語学習法Photo: Adobe Stock

英語でストーリーを伝えるトレーニング

 会話を楽しむためには、ストーリーを伝えることが必要です。

「実はこんなことがあって…」と話せれば、会話は広がり盛り上がっていきます。

 第2章では「出来事や状況を伝えるトレーニング」を用意しました。

 イラストで描かれている出来事を英語で説明してみましょう。

Q 次のイラストを見てパッと英語で答えてください

彼女はどうして週末を楽しみにしているんだろう?
Why is she excited about this weekend?(どうして彼女は週末を楽しみにしているの?)
Her wedding _______________________________________________.

彼女はどうして週末を楽しみにしているんだろう?

Why is she excited about this weekend?
(どうして彼女は週末を楽しみにしているの?)

Her wedding _______________________________________________.

5秒以内にパッと下線を埋めて文章を英文を完成させよう。

解答例は……

Her wedding will take place this weekend.
彼女の結婚式は今週末に行われます。

She can’t wait.
彼女は待ち切れません。

take place「開催される」

 take placeは「(予定された行事が)行われる、開催される」という意味です。

 なお偶発的に起こる事故や地震の場合には、happen(偶発的に何かが)起こる」または、occur「(偶発的に何かが)起こる」を使います。

学んだ表現を例文で定着させよう!

On July 6th, a firework festival took place.
7月6日に花火大会は開催されました。
●take placeは予定通りに開催されたというニュアンス

The accident happened last Sunday.
その事故は先週日曜日に起きました。
●happenは偶発的に起きたというニュアンス

The big earthquake occurred in the middle of the night.
その大地震は夜中に発生しました。
●occurも偶発的に起きたというニュアンス

(本稿は『見たまま秒で言う英会話』から抜粋・編集したものです。)